2017年 SBSトーナメントofチャンピオンズ

42インチ1Wで400yd超えも!飛ばし屋たちの2017年初戦

2017/01/07 15:20
今年から42インチの1Wを使用するジミー・ウォーカー。初日には400yd超えの1打も飛び出した※初日に撮影

◇米国男子◇SBSトーナメントofチャンピオンズ 2日目(6日)◇プランテーションコースatカパルア(ハワイ州)◇7452yd(パー73)

米国男子ツアーの2017年初戦がハワイで開幕。束の間のオフを経て、今週に向けて仕上げてきた16年の優勝者32人が出場している。7452ydの長距離コース攻略へ、多くの選手が1Wを多用する中、2日目を終えた時点の平均飛距離トップ5を並べてみた。

米ツアーの平均飛距離は、ラウンドごとになるべく風の影響を受けない2ホールを選定して計測し、その平均値を適用する。

1位は327.8ydを記録したダスティン・ジョンソン。2位は312.5ydのトニー・フィナウ、3位に308ydのバッバ・ワトソンが続き、ツアー屈指の飛ばし屋たちが名前を連ねた。4位に306.5ydでジャスティン・トーマス、5位に292.5ydでアーロン・バデリー(オーストラリア)。なお、2日目を終えて通算9アンダーの6位タイの好位置につける松山英樹は、283ydとして13位にいる。

また、2日目を終えて最長飛距離を記録したのは、3位タイで大会を折り返したジミー・ウォーカー。平均飛距離は278.8ydで全体20位ながら、初日に打ち降ろしの7番ホールで408ydを記録してみせた。

ウォーカーといえば、昨季の平均飛距離で24位(301.3yd)を記録したツアー有数のパワーヒッター。一方で、低迷していたフェアウェイキープ率(昨季48.31%で全体183位)の向上を図り、今年から1W(タイトリスト 917 D2 ドライバー)のシャフトを2インチ短くし、異例ともいえる42インチのモデルを投入している。平均飛距離はやや低下が見られるが、ここ1発の飛ばしの能力は健在のようだ。(ハワイ州カパルア/塚田達也)

2017年 SBSトーナメントofチャンピオンズ