2016年 全米オープン

谷原と宮里優作が初出場 谷口、池田も通過/全米オープン日本予選

2016/05/23 17:55
「全米オープン」出場を決めた(左から)宮里優作、谷口徹、池田勇太、谷原秀人

兵庫県の東広野ゴルフ倶楽部(パー71)で23日、今季海外メジャー第2戦「全米オープン」(6月16日~/ペンシルバニア州・オークモントCC)の最終予選会が行われた。1日36ホールの戦いに40人が参加し、通過条件の上位4人に入った池田勇太谷口徹谷原秀人宮里優作が本戦の出場権を獲得した。

トップ通過を果たしたのは「64」「68」の通算10アンダーとした池田。2ラウンドで13個のバーディを量産し、後続に3打差のリードをつける悠々の通過となった。全米オープンは、ペブルビーチGLで開催された2010年大会(58位タイ)以来、6年ぶり2回目の出場となる。

2位には通算7アンダーとした谷口が入り、2年ぶり10回目の出場を決めた。オークモントには07年大会(予選落ち)以来の来訪。通算6アンダーの3位に入った谷原と宮里は、ともに初の全米オープン出場となる。

ほかの日本勢では、前年の米国男子ツアープレーオフ最終戦「ツアー選手権」に進出した松山英樹が出場資格を得ている。

また、昨季国内ツアー賞金王のキム・キョンテ(韓国)は5月23日時点の世界ランク60位以内の資格を満たし、4年ぶりの全米オープン出場を決めた。

<上位成績>
1位/-10/池田勇太
2位/-7/谷口徹
3位T/-6/谷原秀人宮里優作
---------------以上通過---------------
5位/-4/T.チュアヤプラコン(補欠1番目)
6位T/-3/藤本佳則(プレーオフで補欠2番目)、丸山大輔高山忠洋

池田勇太

「行けることは嬉しいですね。とりあえず、今は休みたいです。(27ホール目の1打目をOB)久しぶりに足が笑っていましたね。やる気だけでした。2ラウンドをプレーするのは辛くないけど、先週(コースのアップダウンが強かった関西オープン)がいかんね」

谷原秀人

「暑いし、疲れました。出たことがないメジャーだったので、出てみたい思いはありましたね。(全米オープンは)4つのメジャーの中で一番難しいコースだと思っています。目標は特にないけど、予選は通りたいですね。そこを通らないと、何も見えてこないと思うので」

宮里優作

「ホンマに疲れました。きょうはパットがすごく良くて、36ホールずっと安定していました。(2ラウンド目に「65」)ランナーズハイみたいになって、途中からすごく元気になりました。(全米、全英の出場を決めて)ありがたいですね。今年の目標はメジャーに出ることだったので。第一関門はクリアできたので、あとは全米プロの資格を取れるように頑張ります」

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