マスターズの疑似体験 ジュニアゴルファーたちがオーガスタで躍動
2016/04/05 14:42
今年で3回目を迎えた「ドライブ、チップ&パット選手権」の決勝が3日、ジョージア州にあるオーガスタナショナルGCで開催された。「マスターズ」開幕直前の完璧に仕上がった晴れ舞台で、7歳から15歳のジュニアゴルファーが男女・年齢別の計8カテゴリーで全米一を競った。
ドライブ、チップ、パットの3部門で成績順にポイントを獲得し、合計得点で優勝を競う。パットは、オーガスタナショナルGCの18番グリーンを使い、ドライブとチップは練習場で行われる。年齢は男女とも7~9歳、10~11歳、12~13歳、14~15歳に分けられた。
各カテゴリの表彰式にはプレゼンターとしてアダム・スコット、バッバ・ワトソン、トム・ワトソンら歴代マスターズチャンピオンが出席し、さらに全8カテゴリの優勝者はメディアセンター内にあるインタビュールームに呼ばれて、記者会見が行われる。まさに、「マスターズ」の疑似体験だ。
大会を主催するのはマスターズ委員会、PGA・オブ・アメリカ、USGAの3団体。今年は全米50州で地区予選が開催され、予選を勝ち抜いたジュニアゴルファー80人(男子40人、女子40人)がオーガスタに集結した。将来のマスターズチャンピオンが出るかもしれないので、各カテゴリーの優勝者を以下に残しておく。(ジョージア州オーガスタ/今岡涼太)
◆2016年「ドライブ、チップ&パット選手権」優勝者
<女子>7~9歳:エメルソン・ブレア、10~11歳:アレックス・パノ、12~13歳:カイラ・サム、14~15歳:アリッサ・モンゴメリー
<男子>7~9歳:スティーブン・ロベルト・ヘルナンデス、10~11歳:クリスティアン・キム、12~13歳:タイ・グリッグス、14~15歳:マイケル・トービオンセン