2016年 WGCキャデラック選手権

選手会長・宮里優作 JGTO青木新体制「選手はピッとなる」

2016/03/05 09:42
WGCキャデラック選手権に出場中の宮里優作。青木功のJGTO会長就任を喜んだ

日本ゴルフツアー機構(JGTO)の新会長に青木功が就任したことを受け、選手会会長の宮里優作が新体制を歓迎した。米フロリダ州で4日(金)、出場中の「WGCキャデラック選手権」第2ラウンド終了後に語った。

今年1月に発足した新たな選手会は、かねて青木を会長候補に挙げていた経緯があり、宮里は「やっと落ち着きましたね。少しほっとしました。どうなるか分からなかったので」と安堵した。

「青木さんが会長になっただけで、選手はピッとなる」というレジェンドのトップ。また、尾崎将司が特別顧問、丸山茂樹が相談役に就いたほか、計17人の理事は現役ツアープロやゴルフ業界に根ざした人物が占めた。宮里は「青木さんならではじゃないですか。ゴルフをよく知っている、ゴルフ界をよく知っている方々がたくさん。そういう意味では、いまは機動力があって、みんなで同じ方向を向いて、スクラムを組んでやるのがいいと思う。そういう時期に来たと思う」と強調。ツアーの苦境脱出に向け、即効性のある取り組みを期待した。

選手会としても協力を惜しまない。「男子ゴルフ、日本はとにかく露出も足りないし、コミュニケーション不足だと僕はいつも思っている。営業に関しても、スポンサーさんとの関係についても、そこを埋める方々が(理事に)入った。選手と連携して、トーナメントをやっていける」と、海の向こうで改めてツアー再興を誓った。(フロリダ州ドラール/桂川洋一)

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