2015年 全米プロゴルフ選手権

全米プロの記憶(3) 23歳ウッズVS19歳ガルシア ウッズが6番目の年少V

2015/08/10 15:43

1999年 第81回大会 メダイナCC(フロリダ州)

23歳のウッズと19歳のガルシア。軍配はウッズにあがった(Craig Jones/Getty Images)

当時23歳だったタイガー・ウッズが、3回目の出場となった81回大会で「全米プロ」初制覇。23歳7カ月は、ジャック・ニクラスを1カ月更新する大会史上6番目の年少記録となった。

最後まで優勝を争った相手は当時19歳、“エルニーニョ”(神の子)の愛称でその名を轟かせていたスペインのセルヒオ・ガルシアだった。

最終日を首位タイから出たウッズは前半にリードを広げながらも、サンデーバックナインに入り失速。その隙に乗じ、2打差を追うガルシアがジワジワと詰め寄ったが、最後はウッズが最終18番を2パットのパーで締めくくり、1打差で辛くも逃げ切った。

若さと強さに溢れていたウッズとガルシア。今もしのぎを削る両雄のプレーオフとなれば、長く語り継がれる名勝負になっていただろう。

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