松山英樹 エリートフィールドで浴びる熱視線
2015/03/04 10:20
世界ゴルフ選手権の今季第2戦「WGC キャデラック選手権」は5日(木)、フロリダ州のトランプナショナルドラールで開幕する。2年連続2回目の出場となる松山英樹は、日曜日に18ホール、月曜日に9ホールをプレー。開幕2日前の火曜日はコースには出ず、正午過ぎから4時間半ほど練習場で汗を流した。
前週「ホンダクラシック」のスキップを経て、4位タイで終えた2週間前の「ノーザントラストオープン」の週末に左手首に巻かれていたテーピングは、すでにない。ドライビングレンジでは手首を気にするそぶりもなく、アイアンから1Wまで2時間ほどクラブを振り続けた。
各国からスターが集う74人の狭きエリートフィールドにあっても、松山に対する周囲の評価はひときわ高い。PGAツアー恒例の優勝候補予想では、ロリー・マキロイ(北アイルランド)、ダスティン・ジョンソン、バッバ・ワトソンに続き堂々の4位にランクイン。「ヒデキ・マツヤマはここ数週間、リーダーボードに名前を載せ続けている」と、画像付きで大きく紹介されている。
この日発表された初日の組み合わせにも、23歳への期待値の高さが如実に表れた。同組となるのは、ディフェンディングチャンピオンのパトリック・リードと、フェデックスカップランク1位を走るジミー・ウォーカーの2人。前後をフィル・ミケルソンやマキロイらに挟まれたメーングループで、午前11時22分に10番ティからスタートを切る。(フロリダ州ドラール/塚田達也)