2014年 フェデックス セントジュードクラシック

予選通過に望み 今田竜二は波乱の2ホールを終える

2014/06/07 23:38
第2ラウンドの最終18番、今田竜二は2打目を池に入れてしまう。

テネシー州メンフィスにあるTPCサウスウィンドで開催されている「フェデックスセントジュードクラシック」3日目、霧の影響で第2ラウンドの再開は1時間遅れの8時からとなり、今田竜二は残り2ホールをバーディ、ダボで終えて「69」(パー70)。通算イーブンパーの57位タイ(ホールアウト時点)と、予選通過圏内で36ホールを終えた。

「(キャディに)あとで説教です」と吐き捨てたのは、最終18番の第2打のこと。第2打地点から左に90度近くドッグレッグした左サイドに、グリーン手前まで池が広がるこのホールで、右ラフからの第2打をその池へと入れてしまう。

「最初は5Iで右からドローを打とうと思ったけど、4Iに持ち替えた。(普通に打つと大きいので)ちょっとカット気味に打とうとしたら引っ掛かった…」。ジャッジミスから、痛恨のダボを叩いた。

直前の17番、再開直後の第2打はピンまで残り220ヤード。5Wで右前方の木の枝を避けながらフェードボールでピン下5メートルにつけてバーディを奪っていたことが、予選通過に望みをつないだ。

「(昨日、池に入れた)14番もそう。最後みたいなミスを無くせば3打違うし、まだまだ上位を狙える位置にいた。そういうミスを無くしていかないといけない」。

その上で望むのは、パッティングの復調だ。「僕のパターン的にはショットが良くなくても、アプローチ、パターで稼いでいく。まだパターが思ったより入ってくれていない」。調子を取り戻すためにも、残り36ホールを回りきりたい。(テネシー州メンフィス/今岡涼太)

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