パー3コンテスト R.マキロイは恋人をキャディに起用
2013/04/11 10:29
「マスターズ」開幕前日の10日(水)、オーガスタナショナルGCでは「パー3コンテスト」が行われた。クラブ内のパー3コース、9ホールを使用し、希望選手が参加。本戦に初出場するテッド・ポーター Jr.が、4アンダーで並んだフィル・ミケルソン、マット・クーチャーとのプレーオフを制して優勝した。
家族や関係者をキャディに起用し、お祭りムードでパトロンを沸かせる恒例イベント。ニック・ワトニー、ベン・クレンショーがホールインワンを達成。アーノルド・パーマー、ジャック・ニクラス、ゲーリー・プレーヤー(南アフリカ)の“ビッグ3”の登場は、この日一番の興奮を呼んだ。
リー・ウェストウッド(イングランド)は母トリッシュさんとラウンド。最終ホールでは最後のパットを任せた。「父や子供たちとは回った経験があるからね。今回は母さんの番だった」。
そしてロリー・マキロイ(北アイルランド)は、緑のキャップに白いつなぎを着て登場した恋人のテニスプレーヤー、キャロライン・ウォズニアッキ(デンマーク)とコンビを組んだ。昨年にはマジソンスクエアガーデンで行われたエキシビジョンマッチに出場していた彼女と、マリア・シャラポワ(ロシア)の対戦に飛び入りしたマキロイ。「彼女にマスターズを見に来て欲しかったからね」
クラブを渡され、ティショットで力強いスイングを見せたウォズニアッキだったが、残念ながら池ポチャに終わる場面も。それでも「ロリーとすごく上手くやれたわ。ウィンブルドンと似ている伝統もありますね」とゴルフの祭典の始まりを楽しんだ様子だった。(ジョージア州オーガスタ/桂川洋一)