米国男子ツアー

「ヘイゼルティンナショナルGC」の16番

2002/08/15 09:00

フェアだがメジャーにしては簡単?との声がでている「ヘイゼルティンナショナルGC」。しかしその中でも16番だけは例外。91年の全米オープンでペイン・スチュアートの優勝を大きく左右したのがこの16番だが、大きな池とクリークにフェアウェイの両サイドを囲まれ、またグリーンの奥も池と、まさにグリーンオンを池に阻まれているホールだ。

タイガー・ウッズ
「今日の練習ラウンドでも一番の話題だったよ。ティグラウンドの真中に立つと、フェアウェイに向かう真中は池の渕に生えている葦(あし)の群れ。ここは風の影響の強いホールだから、風に煽られればティショットが葦に当ってしまう確率が高い。結局、その葦を避けて右に打つか左に打つか悩まされるんだ」

フィル・ミケルソン
「このコースで16番だけが風の影響を受けるホールだからね。コースの中で一番風がきつい場所でもあるし、18ホール中、一番ユニークなホールと言えるね」