米国男子ツアー

99年以来のメジャー初日首位!フィル・ミケルソンインタビュー

2003/08/15 09:00

フィル・ミケルソンがメジャーで初日に首位に立つのは99年の「全米オープン」以来。この1年で世界ランキングも2位から10位に転落。奥様が3人目の出産で一時期大変な目に合うなどプライベートでも心労が多かったミケルソン。さらにプレーでも、もっとショットの正確性を高めるためにスウィング軌道をコンパクトにすべきだとのアドバイスを受け、スウィング改善で苦しんでいた。しかし、本来のスウィングに戻しやっと調子が出てきたという。

フィル・ミケルソン
「先週、自分本来のスウィングスタイルに戻そうとより長いスウィングにしたんだ。いままでにないくらいロングスウィングになっているよ。また流れるような柔らかいスウィングもできるようになった。僕の唯一のミスはフックボールが出てしまう部分。でもここのコースはトラブルがみんな右側。僕のミスは左に行く可能性が高いから、たとえ左のラフにつかまっても軽症でいられる。あとはそこから確実に寄せられればいいんだ。だから今週コーチのリック・スミスとじっくりアイアンの練習を積んだんだ。その成果が今日は出たね。今日のミスはすべてフェアウェイ左だったし、そこから上手く寄せられてパーセーブで切り抜けられたんだ。メジャーではみんな良いスタートが切りたいよね。決勝ラウンドに向かうにつれてコースレイアウトも厳しくなるからメジャーで追いつくの大変だからね。」