米国男子ツアー

全英オープン最終日注目選手インタビュー/デービス・ラブIII

2003/07/21 09:00

デービス・ラブIII(1オーバー/4位タイ)

デービス・ラブIII
「今日も良いスタートが切れなかったので、後手後手に回ってしまい上位との差が広がりすぎてしまった感がありました。もう少しショットがピンに寄っていれば違っていたのでしょうが、それにしてもパッティングが最悪でした。その点は、私以外、ビヨーンもタイガーもシンも同じ様に感じていると思います」

-「最初の4ホールは苦手なんですか?」

デービス・ラブIII
「さぁ、どうなんでしょう?毎日序盤で躓いていますね。相性が相当悪いんでしょう。昨日も1番ホールでは距離のあるパットが残って3パットのボギー。昨日もショットが寄らず3パットでした。今日も全く同じです。中盤でのプレーはいつも良いんですが… それにしてもここのホールでは、どうバウンドするかで状況が大きく変わりますね。今日も幾つか悪いバウンドがありました。ショット自体は非常に良かったのですが、毎回の様に難しいラインのパットが残っていたので、チャンスに付けても、ものにできませんでした」

-「ベン・カーティスの事は知っていましたか?」

デービス・ラブIII
「知りませんね。QTから上がってきた選手ですよね?彼は実力のある選手ですから、これから先の活躍が楽しみです」

-「ツアー優勝もない彼が勝った事には驚いていますか?」

デービス・ラブIII
「勝った本人が一番驚いているのではないでしょうか?ここのコースは難しいですから、ナイスショットとバッドショットの差が非常に小さいんです。今週彼はずっと上位に付けていましたし、チャンスを逃さなかったから試合の流れが彼の方に向いたんだと思います。彼が実力で勝ち取った勝利です」

-「この大会は、やはり厳しいテストですよね?」

デービス・ラブIII
「私は勝てていませんが、タフなテストだと言うのは確かです。メジャーで優勝する為には技術面、精神面の両方が備わっていると言うのが前提になりますが、やはり運も味方に付けなければ勝てませんね。とくにこのコースでは、ボールがどう転がるかで状況が一変しますから」