米国男子ツアー

3日目トップに立ったトーマス・ビヨーンにインタビュー

2003/07/20 09:00

-「今日、とくにバック9では安定したゴルフをしていましたね?」

トーマス・ビヨーン
「スウィングには不安要素は全くありません。私はどのホールでもグリーンのセンターを狙っているだけです。そうすれば、バーディはなかなか取れないかも知れませんが、ボギーではなく、確実にパーで上がれると思うのです」

-「明日も今日と同じ攻め方でラウンドに臨むのですか?」

トーマス・ビヨーン
「そのつもりです。リンクススタイルのゴルフコースでは、攻め方が1つだけではありません。今週は、とくにグリーンが難しいですから、グリーンを制する者が、最終的に勝つでしょう。全米オープンのグリーンの様に、表面がスムーズではありませんから、5メートルからのパットでも狙いに行かず、2パットで上がろうと心がけています。狙いに行くと裏目に出て、3パットになる可能性が高いですからね」

-「メジャーの最終日、トップからのスタートですが、今夜はグッスリ眠れそうですか?」

トーマス・ビヨーン
「大丈夫です。この日の為に日々辛い練習に取り組んでいるのですから。今さら“トップだから眠れない”なんて事はありませんよ。メジャーの最終日なんですから、プレッシャーを感じるのは当たり前の事です。私は、とにかくラウンドを楽しむようにしたいですね。リードを守りきって初優勝を挙げたいと思いますが、優勝できなくても、メジャーでの優勝争いを経験する事は、今後のキャリアに大きなプラスになるはずです」