米国男子ツアー

それでもA.パーマーは戦う

2003/04/11 09:00

悪条件での36ホール、若手でも厳しい一日になる。しかし最年長73歳のアーノルド・パーマーはそれでも戦うと宣言している。

アーノルド・パーマー
「やると決めたからにはやる。でもこの賭けに俺は乗らないけどな」

アーニー・エルス
「素晴らしいチャンピオンであるパーマーでさえ、この悪条件の中36ホールは厳しいと思うよ」

ロコ・メディエイト
「出場選手全員ができればパーマーもできるはず。パーマーは相変わらず素晴らしい肉体を維持しているんだ。彼が完走できないなんてことはない」

明日のパーマーの試合内容にはこれからのパーマーの「マスターズ」における記録にも関わってくる。来年も出場となれば、連続50回目を達成。これは連続出場記録の更新となる。過去のチャンピオンには「生涯シード」が与えられるが、その一方で出場するからにはせめて予選を通過できるだけのプレー内容が伴わなければならないとされている。

アーノルド・パーマー
「もし他全員が36ホール完走できて、自分だけができなかった場合は来年は出場しない。もっと心配なのは36ホール完走できた後の土曜日がどうなるか心配だ。予選通過できてももうプレーできないかもしれんぞ」

さらに36ホールは完走できたとしてもそのスコアが悪かったらどうするのか?と尋ねると、パーマーは凛々しく、「自分は一度たりともマスターズでスコアを申告しなかったことはない。どんな悪いスコアであっても明日はちゃんとスコアの申告は行う」と語った。