米国男子ツアー

全米プロ3日目/D.ラブIII「尻上がりに調子が良くなる」

2005/08/14 09:00

デービス・ラブIII(6アンダー/首位タイ)
フィル・ミケルソンは大事な友人だし、キャディのジムも友人だから、明日の最終組みを一緒に周るのは楽しみだよ。今週は3日間とも良い組み合わせに恵まれた。一緒にプレーして楽しい仲間と組むことができたんだ。でも明日はメジャータイトルがかかっているからね。友情はひとまず頭の中から除外して、良い勝負をしたい」

-「信じられない暑さですが、おかげで背中の痛みが和らいでいますか?明日は雨の予報も出ていますが、天候の影響はあるのでしょうか?」

デービス・ラブIII
「虹が出てくれれば、以前に最高の喜びをもたらせてくれたので大歓迎ですが、雨はあまり歓迎できないよね。ご心配頂いた背中については、もう問題ありません。ワークアウトのし過ぎだと妻にも時々言われるが、おかげで肉体的にとてもタフになった。今日も終盤につれ、疲れるのではなく、15番や17番で最高のティショットが打てている。ラウンドが進むにつれてどんどん調子が上がるんだよ。昔はラウンドの後半戦で力尽きたり、また決勝ラウンドで力尽きたりしていた。今年はあまりに体の調子が良く、興奮しすぎて始めから飛ばしてしまい、初日につまずくことが多かった。前にはラフに負けていたショットもしっかり打てている」

-「今日は耐えるゴルフの部分がありましたが、ミスが続いたりしたときに、悪いイメージが浮かんだりはしませんでしたか?」

デービス・ラブIII
「今日は辛抱のゴルフになるだろうと予測していた。ここのコースは想像以上にタフだから。思うように行かない場面では、とにかく耐えて、チャンスを待とうと思っていたよ。今週は1打1打を大事にプレーし、その中でベストを尽くすように務めてきた。結果を恐れて打つようなことはしないと決めたんだよ。今季、いままでのメジャーではあまりにフラストレーションが溜まり、自滅してしまったので、今週はとにかく楽しみながらプレーしようと決めたんだ。そしてここのギャラリーはとても温かく、一生懸命応援してくれる。その歓声を聞きながらプレーしていると勇気や自信が沸くね」