米国男子ツアー

今日の日本人選手/昨年欠場の片山を始め、精鋭6名がメジャーにチャレンジ!

2006/07/11 09:00

全英オープン事前情報

ロイヤルリバプールGCで開催される今年の「全英オープン」。日本からは片山晋呉深堀圭一郎今野康晴谷原秀人武藤俊憲、市原建彦の6人が参戦する。彼らは一体どんなプレーを見せてくれるのか?

やはり一番の注目は片山だ。昨年は背筋痛のため出場辞退となったが、過去に「全英オープン」へは5回出場しており、経験値で他選手を一歩リードしている。最高位が2003年の34位と、やや寂しい結果となっているだけに、今年こそ上位進出を狙いたい。

2005年度の国内賞金ランク上位2名の権利で出場を決めた、今野康晴深堀圭一郎にも注目。なかでも深堀は、一昨年30位でフィニッシュした実績があり大舞台にも強い。コンディションさえ良ければ、一気にトップ争いという事も十分あり得る。今野も持ち球の低い弾道のドライバーショットが、風の強いリンクスでは強力な武器になるはずだ。

さらに「日本プロゴルフ選手権」から「ミズノオープン」まで、計6試合の賞金ランク上位2名の資格で参戦する谷原秀人武藤俊憲も侮れない。2人とも今季すでに1勝を挙げており調子も上々。フレッシュなコンビが、どこまでやってくれるのか期待がかかる。また、「ミズノオープン」で2位に入り権利を得た市原建彦は、全英オープンさながらのリンクスコース、JFE瀬戸内海ゴルフ倶楽部で上位に入っただけに、今大会のシンデレラボーイになる可能性も秘めている。