タイガー・ウッズがマスターズ出場辞退の危機!?
先週行われたプレーヤース選手権の大会前、タイガー・ウッズは火曜日の午後から急遽カリフォルニア州ロサンゼルスに向かっていた。父親のアールさんの容態がよくないということで水曜日の練習ラウンドと大会前公式記者会見をキャンセルしていた。水曜日の夜中にはまたフロリダに戻り木曜日の午後には無事スタートした。初日プレー後のインタビューでは父親のことを話していた。
タイガー・ウッズ
「父の容態があまりよくありませんでした。少しでも元気を出してもらおうと会いに行きました。父はとても頑固な人ですが、そこがいいところだと思います。(ガンと)必死に闘っている姿を見ると少し安心しました。私自身、もしかするとしばらくはプレーしない時期が今後来るかもしれません。私が戻ると『おまえ、ここに来て何をしているんだ?』って言われました。そういう言葉を聞けてうれしかったです。今週上位に入り、テレビに映る姿を父に見せることができれば、父を励ますことができるとおもいます」
「プレーヤース選手権」は(72-69-73-75)、通算1オーバーの22位タイという結果で終わってしまったタイガー、その後すぐ翌日月曜日と火曜日はフロリダ州オーランドで行われる「タビストックカップ」に出場予定となっている。この大会にはアーニー・エルス(南アフリカ)やレティーフ・グーセン(南アフリカ)、セルヒオ・ガルシア(スペイン)やマーク・オメーラも参戦する。その後の予定は未定だが、カリフォルニアにまた戻る可能性もあるようだ。マスターズの準備は南カリフォルニアビッグ・キャニオンCCというコースでも練習ができるから心配はいらないということだが、マスターズが行われる月曜日は大会会場入りを考えているという。
過去4回(1997年、2001年、2002年、2005年)制覇しているマスターズ。例年よりもゴルフの仕上がりはいいと話しているが、最愛する父アールさんの容態次第では出場しない可能性も否定していない。