2013年 ウェイストマネジメント フェニックスオープン

ムービングデーのギャラリー数 17万9022人

2013/02/03 10:30
およそ2万人のギャラリーで埋まった“スタジアム”。

アリゾナ州のTPCスコッツデールで開催中の米国男子ツアー「ウェイストマネジメント フェニックスオープン」は2日、土曜日としては大会史上最多のギャラリーを動員した。昨年実績の17万3210人を上回る17万9022人。“モンスター・トーナメントコース”が大観衆を飲み込んだ。

ホールの360度が大ギャラリースタンドとなっている16番(パー3)は、もちろん大盛況。午前中から客席のゲート前には人が列を作った。約2万人収容の“スタジアム”が静まることは無い。選手たちのプレーのたびに歓声とブーイングが交互に響いた。

会場を沸かせたのはパドレイグ・ハリントン(アイルランド)。この日「63」をマークして通算16アンダー3位タイまで浮上してきた。名物パー3ではティショットを放った後、キャディがセットしたアメリカンフットボールを観客席に蹴りこむパフォーマンスを披露。「一年でいろんなトーナメントに出場するけれど、ここは特別だ。(当大会の盛り上げ方は)素晴らしいアイデアだと思う」。

そして最高の盛り上がりを見せたのは最終組のフィル・ミケルソンのプレー。9番アイアンで放ったショットはピン手前50センチにピタリとつくスーパーショットを披露。割れんばかりの歓声がスタジアムを揺らした。

月曜日からの6日間で訪れたのべ来場者数は46万7030人。3日(日)の最終日に7万1327人が入ると、過去最多2008年大会の53万8356人を上回る。

この土曜日の観衆の数を見れば、「あと約7万人」による達成は一見、簡単なように感じる。しかしながら大会は例年、日曜日のギャラリーが土曜日に比べて “激減”する傾向がある。昨年は5万8447人だった。これは毎年、大会最終日とNFLのスーパーボウルが同日に行われることが大きな要因。アメリカの“国民的行事”は今年、どう作用するだろうか。(アリゾナ州スコッツデール/桂川洋一)

グリーン側から見たスタジアム。約2万人がぎっしり。
ティグラウンド側から。奥にはアリゾナの山々が。
スタンドはチケット制ではないので、並びます。
すぐ隣が10番グリーンだけど、ガヤガヤ並びます。
何でもアリだな。
大観衆の中でティショット
ティショットの後に、陰からなにやら取り出す。
PINGのサンバイザーをプレゼント
ひとつの名物となっているキャディレース。グリーンまで競争。加藤キャディだったらどうしたかな・・・
いまのショットは9点。すごい。
予選落ちしたけれど、最前列で観戦中。
ここではあまり意味がない。
明日はスーパーボール。ティショットの後、アメフト用のボールを蹴りこむパフォーマンス。
ピンそば50センチにつけるスーパーショット。入るかと思った・・・
バーディでこの日一番の盛り上がり。
ゴルフ場だということを忘れそうになる。

2013年 ウェイストマネジメント フェニックスオープン