米国男子ツアー

ライダーカップ目前!アメリカ選抜メンバーの調子は!?

2002/09/04 09:00

欧州連合選抜チームは、モンゴメリーが腰痛で「ライダーカップ」に参戦できるか否かは50%。また、最近好調で今季のメジャーで常に上位に食い込んでいた欧州のホープ、パドレイグ・ハリントンも怪我。全米プロ選手権の時は首と肩、今度は左足首を故障。と、キャプテンのサム・トーランスも辛い状態。

しかしアメリカ選抜も決して安心できる状態ではない。けが人こそはいないが、低迷している選手が目立つ。中でも2001年の全英オープンチャンピオン、デビッド・デュバルの不調は長すぎる。

2002年は、今まで19参戦中7回の予選落ち。今シーズンは5月のメモリアルでのトップ10入りが1度だけ。それ以降は、7参戦中4度の予選落ち、最高成績が全英オープンでの22位タイとお粗末。

マーク・カルカベッキアも、今季4月にグリーンズボロで2位に入って以来下り坂。その後トップ10入りは全米プロでの7位タイのみ。1999年、ブルックラインでの大会でアメリカ勢をひっぱった立役者、ハル・サットンは現在どん底。今季23試合中、14度の予選落ち。コロニアルでの12位タイがベスト。

キャプテン推薦のポール・エイジンガーもカーチス・ストレンジにとって頭痛の種となっている。今季の参戦は17試合と少ないが、2月のマッチプレーでの4位が最高成績。その後はメジャーでことごとく予選落ち。マスターズ、全米オープンで予選通過を果たせず、全英オープンでは怪我のため棄権。そして全米プロでは、再び予選落ちを喫するなど、ひどい状態。2002年ゴルフ界最大のイベントを前に、アメリカ勢は大丈夫だろうか!?

*「第34回ライダーカップ」は9月27日から29日の3日間、「ザ・ゴルフ・チャンネル」で完全独占生中継予定