米国男子ツアー

タイガーと敗者たち、それぞれのベイヒルを振り返る

2002/03/18 09:00

タイガー・ウッズ「ミケルソンも好調だったし、他にも好調な選手がいた。バックナインに入っても誰にでも優勝のチャンスがあるという感じの接戦だったんだ。そんな中で、とにかく踏ん張るんだと自分に言い聞かせたんだ。できるだけバーディチャンスをつくって、攻めていこうって。でもこのコースはかなり厳しいレイアウトになっていたからちょっとしたミスですぐボギーになってしまう危機感もあったよ。

8番でパーセーブできたことが気持ちを切り替えてくれた。あそこでミスしていたら、よっぽどのスーパープレーでもしないと優勝争いに残れないから困ったなと思っていたんだ。でもあのパーセーブできたことで、まだまだイケるって気合いが戻ってきたんだ。その直後の9番のティショットが満足のいく出来だったからより自信が沸いたね。バックナインでは4ホールでティショットをアイアンで打ったけど、その作戦がうまくいった。芝が乾いてどんどん早くなっていたし、空気も乾いていたからね。

6番で200ヤード、7番で230ヤードとんでた。普通はそこまでいかないからね。3連勝を3つの大会で出来たことは本当に嬉しい。特に尊敬するパーマーの大会でできたことは光栄に思っているよ。」

フィル・ミケルソン(3位タイ)「ずっと安定したプレーで満足のいく出来映えだっただけに悔しいね。特に14番ではグリーンオーバーこそしたけど良いティショットだったのに、そこから返しのアプローチでミスして行ったり来たりボギー。あれが悔やまれるよ。」

マイケル・キャンベル(2位)「単独2位なんて夢みたいだ。PGAで最高の成績だからね。」

セルヒオ・ガルシア(9位タイ)「初日、2日目と調子が悪くてやっと調子が出てきたら、今度はバーディが決まらない。今日もたったの2バーディだ。今回は僕の出番じゃなかったんだね。」

ロッコ・メディエイト(3位タイ)「今日は勝てるチャンスもあったくらい調子がよかったけど、残念だ。コースとの相性も良かったしね。でも最近では一番良い成績だから嬉しいよ。」