米国男子ツアー

PGAツアー「Qスクール」最終日/宮瀬が出場権を獲得!

2003/12/09 09:00
PGAツアー「Qスクール」に合格した宮瀬博文。(写真は2003年アコムインターナショナルの時)

フロリダ州ウィンターガーデン、オレンジカウンティー・ナショナルで行われている米ツアー「Qスクール」の最終日。6日間という過酷なスケジュールで行われ、上位30位タイまでの選手には、来季のPGAツアー出場権が与えられる。

ボーダーラインぎりぎりの28位タイでスタートした宮瀬博文は、なかなかスコアを伸ばすことができずにいた。そして迎えた最終18番ホールでバーディを奪って、通算7アンダーの28位タイとし、米国ツアーに挑戦するチャンスを掴んだ。

一方、涙をのんだのは久保谷健一だった。21位タイでスタートした久保谷は、前半で1つスコアを伸ばしたが、後半で2つのボギーをたたいた。結局、通算6アンダーの35位タイと合格ラインに1打およばなかった。

今季日本ツアーで4勝を挙げたトッド・ハミルトンは、通算10アンダーの16位タイで見事合格。若手の宮里優作は、最終日に好スコア「67」をマークしたが、通算3オーバーの89位で競技を終えた。

大会の結果、宮瀬やハミルトンを含む28位タイまで34名の選手が来季のPGAツアー出場権を獲得。また、35位タイから74位タイまでの選手が、PGAツアーの下部組織「ネイションワイドツアー」に参戦できる。

◇注目の日本ツアー出身組
16位タイ(-10):トッド・ハミルトン(69)
28位タイ(-7):宮瀬博文(71)
35位タイ(-6):久保谷健一(73)
89位タイ(+3):宮里優作(67)