パーマー&ニクラス記者会見
2003/04/10 09:00
アーノルド・パーマーの昼食中の提案がきっかけで「マスターズ」火曜日の練習ラウンドをアーノルド・パーマー、ゲーリー・プレーヤー、ジャック・ニクラス、のビッグ3で回ることになった。そのパーマーのキャディを務めたのがザ・ゴルフ・チャンネルのキャスター、ケリー・ティルマン。ゲーリー・プレーヤーのキャディはお孫さんが勤めるなど、まともなキャディはニクラスのキャディだけというまるでエキシビジョンのような9ホールだった。しかし最終9番を3人ともがバーディで締めくくるなどギャラリーは大喜び。プレー中の3人の軽快なトークにもギャラリーは大喜びしていた。
アーノルド・パーマー
「物理的にもコースが長い上、さらにこの雨で長く感じる。でも私は明日の朝、必ずティグラウンドに現れるよ。やると言ったからには約束は守る。たとえ無謀でもね。前にも過ちは犯しているから」
ジャック・ニクラス
「凄く長くて、ゴリラスタイルでぶっ放すプレーヤー以外には難しいコースだ。でもマスターズだから、参加できて嬉しい」
アーノルド・パーマー
「私が父の教えをすべて守っていたら、きっと5連勝とかしてたね。チャンスがあったのに、ミスを犯してきてしまった。ミスをしたら勝てない。当たり前のことなんだけど、どうにもならん」
ジャック・ニクラス
「そりゃ、出場するからには優勝したい。でも現実的な話ではないから。でも先週くらいまでのコースコンディションで、私のプレーがベストの状態なら、トップ10に入れると思う。これが現実的な目標かといえば、どうかわからないけれど、でも何らかの目標はあった方がいいだろう?20位などという順位には甘んじない性格なもので」