米ツアー「ベイヒル」開催続行が決まる
2003/03/20 09:00
タイガー・ウッズ、アーニー・エルス、ジャック・ニクラス、アーノルド・パーマーと華々しい話題に溢れている米ツアー『ベイヒルインビテーショナル』。しかしイラク情勢悪化による緊迫した最中に、開催そのものを疑問視する声が出ていたが、随所に星条旗が掲げられるなど、情勢に配慮しつつ、試合は予定どおり行われることとなった。
ビジェイ・シン
「テレビのニュースを見ているとどうしてもイラク情勢のことで頭がいっぱいになるけれど、ゴルフをすることが我々の仕事だし、やるべきことをしなければならないと思っている」
セルヒオ・ガルシア
「誰も戦争なんてしてほしくない。でも仕方がないんだろう。できるだけ早く終わって、みんなが幸せになってもらいたい」
米ツアーはシーズン序盤の最高の時を迎えている。今週のベイヒルから始まり、来週はザ・プレーヤーズ選手権、その2週間後はマスターズ。これだけスケジュールが詰まっていることもあり、多くの選手達はすでにアメリカ入りしている。
スチュアート・シンク
「選手達はツアーに出場するため、世界中を移動しなければならない。この時期はアメリカ本土での試合にみんな集中しているから、イラク情勢に関してある意味では、ゴルフ界にあまり影響がないかも」
試合はUSAネットワークが初日と2日目を放送。3日目と最終日はNBC局が放送する予定だが、もし戦闘が始まり、報道番組でゴルフ中継の時間が取れなくなった場合は、CNBC局で放送することが決まった。