2011年 ザ・プレジデンツカップ

タイガー、初日から因縁の対決に

2011/11/17 01:29
開幕初日、解雇したキャディとの対戦に臨むことになったT.ウッズ。心中はいかに!?

17日(木)にオーストラリアのメルボルンGCで開幕する米国選抜VS世界選抜の対抗戦「ザ・プレジデンツカップ」。16日に初日のダブルス戦の組み合わせが発表になり、タイガー・ウッズスティーブ・ストリッカーと組み、最終組でアダム・スコットチェ・キョンジュ組との対戦が決まった。この組み合わせが、現地でも大きな関心を呼んでいる。

今大会の開催前から、不穏な空気に包まれていたタイガーとスコットを取り巻く環境。今年7月、タイガーは自身の全盛時代を支えた名物キャディ、スティーブ・ウィリアムズ氏を解雇。互いの言い分も食い違い、2人の間に因縁が勃発した。そのスティーブが新たにスコットとタッグを組み、世界選抜の一員として今大会に参戦。初日からいきなり“因縁の対決”が実現し、初日一番の注目カードと目されてしまうのも無理はない。

世界選抜のキャプテン、グレッグ・ノーマンは、前々からタイガーを挑発するかのようにスコットを対戦相手にぶつける構えを匂わせていた。ノーマンの策略が吉と出るか、凶と出るか。今大会を通じて、この“場外戦”が勝負を左右する鍵を握ることになる可能性も・・・。(メルボルン/塚田達也)

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