2028年から米ツアーのポストシーズン締めくくりはマッチプレー 松山英樹「楽しんでできる」
PGAツアー(米男子ツアー)は2028年からポストシーズンの競技方法を刷新すると発表した。ことし8月のプレーオフシリーズ「ツアー選手権」で12回目の最終戦進出を果たした松山英樹に、新たなフォーマットについての考えを聞いた。
2年後、「ツアー選手権」は大きく姿を変える。これまでのポイントランク上位30人による72ホールストロークプレーから、同32人による2週にわたるマッチプレーへと移行する。新たな方式について松山は「マッチプレー、2週間しんどいですね」と笑いつつも、「今までとは違う形になる。楽しんでできるんじゃないかな」と前向きに受け止めた。
PGAツアーはかねて、28年から「チャンピオンシップ」と「チャレンジャー」の2シリーズ制を設け、それぞれの結果により昇格・降格が伴う新たな競技モデルを発表していた。今回の刷新もその一環だ。年間を通じたポイントランク上位90人が3週にわたるポストシーズンに進出。第1週は「チャンピオンシップ」シリーズの最終戦として72ホールストロークプレーで年間ポイントランク1位を決定する。さらに上位32人が「ツアー選手権」に進み、2週間のマッチプレーでツアーチャンピオンの座を争う。
「ツアー選手権」は、第1週に32人が4人ずつ8グループに分かれ、3日間のグループステージを戦う。勝ち上がった16人がトーナメント形式の第2週に進出。1対1の対戦で頂点を争う。新方式について、松山は「今までは1週間やったら絶対に勝者は決まっていた。2週間で決めるというのは、いろいろと考える余地もあるかもしれない」と率直な思いを口にする。同じような感想を語っていたのが、今年、年間王者に返り咲いたスコッティ・シェフラー。「1週間の最後に優勝者が決まらないというのは、ちょっと不思議な感じがする」と話していた。
もちろん、松山はPGAツアーが将来を見据え、さまざま改革に乗り出していることについて大きな期待を寄せる。「面白いし、いいことだと思う」。現在の形式で年間王者を争うのは残り1シーズン。2014年のツアー本格参戦から13年連続でプレーオフシリーズに進出し続けている34歳は、その変化をどのような形で迎えるのだろうか。(編集部・中村文香)