米国男子ツアー

全米プロ2日目/エルス「負けることは恐れていない」

2004/08/14 09:00

-今日、フィル・ミケルソンがPGAはもう少しコース難易度を上げた方がいいのでは、と言っていました。あなたはどう思いますか?ミケルソンは現状のコースセッティングだと簡単すぎると言っていました。

アーニー・エルス(8アンダー、3位タイ)
「今日はほとんどのピンがグリーンの奥に位置していた。僕はこのコースはタフであり、フェアだと思う。風が吹き始めたら状況は変わってくると思うよ。コースの難易度を上げてしまうのは、フェアでなくなるような気がする。今のままで十分タフだし、昨日より今日の方が難しくなっているのが現状だよ」

-今年の3つのメジャー大会の成績を見て、あなたは不運だったと言うかもしれません。そしてここでまた上位争いにいます。あなたにとってこのタイトルを逃さないことを使命だと感じていますか?

アーニー・エルス
「いや、僕は負けることを決して恐れたことはない。もし負けることを恐れているのであれば、先を見越すことになる。もし僕が実力通りプレーすれば、チャンスはある。特に日曜日には。

「ただ、少し自分に時の運だなかったのかな、とは思う。何度も言ってるが、『マスターズ』ではミケルソンが単に僕を破った。全英で僕は何度かチャンスがあった。もう少しいいパッティングをできていれば、と思う。別にトッド・ハミルトンがどうこうではない。彼も僕を見事に破った。今週も何も変わりはない。勝とうという気持ちだけだ」

-あなたにとってメジャー大会で優勝争いを繰り返ししていることは「楽しい」ですか?それとも難題で「苦しい」ですか?

アーニー・エルス
「両方だね。確かに楽しいよ。難しいコースに立ち向かって苦戦している時は楽しくない。とりあえず終わらせるためにプレーしている感じだよ。でもそんな中で優勝争いをしていると、毎日そのプレッシャーとも闘わなければいけない。ただ、そのために練習をして、そのために生きているんだ。自分のキャリアの中でこのような瞬間を迎えるために」