米国男子ツアー

「全英オープン」前週に何故米国ツアーを選ぶのか?

2004/07/13 09:00

今季メジャー第3戦「全英オープン」前週をタイガー・ウッズは予定通りオフを取り、フィル・ミケルソンアーニー・エルスはロイヤル・トゥルーンに似た条件の欧州ツアー「The Barclays スコットランドオープン」参戦で最終準備に当てた。

しかし中には、直前の現地入りというハードスケジュールになることを承知の上で米国男子ツアーに参戦していた選手もいる。「ジョンディアクラシック」ディフェンディング・チャンピオンのビジェイ・シン丸山茂樹がその顔ぶれだ。「全英オープン」行きを控えても米国ツアーに参戦した理由は?

クリス・ディマルコ
「『全英オープン』前週に試合に参戦したのは今年が初めてです。でも全英で良い結果が出せていないので、直前まで慣れ親しんだ芝でプレーして感覚を整えてから現地入りしようと思いました。現地には火曜日に入れるので、間に合いますし」

ジェイ・ハース
「早く現地入りしすぎてしまうと気負ってしまうんです。現地に月曜日中に入れれば、十分な休息をとって初日を迎えられると思います」

ニック・プライス
「時差を考え、今から少し早く寝て少し早く起きるようにしています。でも現地に行ったらどんなに疲れていても寝てしまわないで、着いた初日に時差調整をしなきゃダメだね」