米国男子ツアー

エルスの復帰は早くて4ヶ月後

2005/08/02 09:00

先日、速報でお伝えしたアーニー・エルスのケガ、そして緊急手術の続報が発表された。エルスの担当医、アンドリュー・アーウィンによると、エルスはセーリングを楽しんでいた際に、ヒザをひどくひねってしまい、その時にACL、前十字靭帯を損傷。初期段階の手術は終わり、今後ハムストリングを移植する手術を行う予定。

普通にゴルフをラウンドできるまでには8~10週間、試合に復帰できるまでは4ヶ月は要すると発表している。エルスが痛めた前十字靭帯は、膝の周囲にあり、関節が柔軟に動くよう支えている大事な機能を果たしている。頚骨が大腿骨の前にずれるのを防ぐ働きをし、膝の関節の安定性を支えている。特にゴルフやテニスのようにピポッド的な動きが要されるスポーツでは膝の安定性を支える上で重要な役割を果たしている靭帯だ。