2021年 ザ・ノーザントラスト

シャウフェレとスピースが2イーグルでコース記録タイ「62」

2021/08/21 12:06
スピースは18番でグリーンを外したものの、チップを寄せきってコース記録タイ(Tracy Wilcox/PGA TOUR via Getty Images)

◇米国男子プレーオフ第1戦◇ザ・ノーザントラスト 2日目(20日)◇リバティーナショナルGC(ニュージャージー州)◇7410yd(パー71)

ザンダー・シャウフェレジョーダン・スピースがともに2イーグルを奪うなど「62」をマークした。ケビン・チャッペル(2013年)、トロイ・メリット(2019年)のコース記録に並ぶビッグスコアでシャウフェレが通算10アンダー3位、スピースが8アンダー10位と好位置につけて週末を迎える。

シャウフェレは2オンに成功した6番(パー5)で7mを沈めて最初のイーグルを決めると、8番(パー5)でも右ラフからバンカー越えの22ydをチップインさせて2つ目。9番もバーディを獲り、折り返しの10番では曲がりくねる16mのバーディパットを流し込んで勢いを加速させた。

コーチの父・ステファンさんは「家(サンディエゴ)でオリンピックの金メダルを持ってパレードしているよ」と今週は不在。前日は「70」にとどまり、父の教えを思い出してスイングの修正点を洗い出したという。

そのシャウフェレの1組後でプレーしたスピースも続けてレコードに並んだ。初日1オーバー72位と出遅れ、スタートの1番でボギー。カットラインが遠ざかる状況から、5番、6番(パー5)と起死回生の2連続イーグル。5番は残り80ydのセカンドを放り込み、6番でもギャラリーを沸かせた。

1ラウンド2イーグルは優勝した2015年「ジョンディアクラシック」3日目に記録しているが、2ホール連続は自身初だった。「150yd以上はティショットを含めて良くなかったけど、見事なウェッジショットで我慢できた」。フェデックスカップランキング2位でレギュラーシーズンを終え、トップのコリン・モリカワは今週予選落ち。2014-15年シーズンには最年少22歳で年間王者に輝いたプレーオフシリーズで、最初のチャンスが到来した。

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