2020年 ビビント ヒューストンオープン

ミケルソン「マスターズ」へ秘策 47.5インチ1Wを最終テスト

2020/11/04 13:55
マスターズへ向けて準備を進めるフィル・ミケルソン※写真は2020年「WGCフェデックス セントジュード招待」(Stacy Revere/Getty Images)

フィル・ミケルソンが、次週12日に開幕が迫る「マスターズ」(ジョージア州オーガスタナショナルGC)へ秘策を温めている。試していたシャフト47.5インチの1Wについて、5日からの「ヒューストンオープン」(テキサス州メモリアルパークGC)で最終調整に臨む。

キャロウェイゴルフのポッドキャストでその戦略に言及。1、14、17番と3つのパー4に加え、2、8番と2つのパー5を挙げ、フェアウェイバンカーなどを越えていくために315から320ydの飛距離を稼ぐことが目的だとした。

「その距離をキャリーで飛ばすことができれば、アドバンテージを握れる。例えば1番なら(2打目で)サンドウェッジでグリーンを狙えるから、バーディを考えることができる。3Wで(右のフェアウェイバンカーを避けて)もっと左に打たなければいけない場合、2打目は6Iか7I。どうやってパーで上がるかを考えることになる。もう少しボールを遠くに飛ばせれば、いくつかのホール攻略につながる」

規格外の飛ばし屋に変身を遂げたブライソン・デシャンボーが、ルール適合ギリギリとなるシャフト48インチの1W投入を示唆して話題を呼んでいる。かつてドロー用、フェード用と2本の1Wをバッグに入れてオーガスタをねじ伏せたこともあるビッグレフティも、50歳を迎えてなお貪欲だ。

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