2020年 ザ・メモリアルトーナメント

陽性判定続くフリッテリら 決勝ラウンドは“おひとりさま”で

2020/07/18 15:45
予選は同組だったが、フリッテリ(左)とマッカーシーらは週末おひとりさまプレーへ (Gregory Shamus/Getty Images)

◇米国男子◇ザ・メモリアルトーナメント 2日目(17日)◇ミュアフィールドビレッジGC(オハイオ州)◇7456yd(パー72)

新型コロナウイルス感染を調べるPCR検査で陽性反応が続きながら、無症状のため出場を認められた選手は現在、感染防止のため予選同組でプレーしている。今大会はそのうち3人が予選を通過。通常2人1組の決勝ラウンドは、それぞれ1人で回ることになった。

対象となったのは3アンダー16位タイのディラン・フリッテリ(南アフリカ)、1アンダー26位タイのハリス・イングリッシュ、2オーバー47位タイのデニー・マッカーシー。いずれも2週前の「ロケットモーゲージ・クラシック」までに一度、陽性反応が出た。

ウイルス検査は無症状が続いても、しばらく陰性判定が出ないケースがある。ツアーは前週、米国疾病予防管理センター(CDC)の職場復帰に関する基準を満たす選手については出場を許可。コース内での待機場所を別に設けるなどして、対策を講じている。

フリッテリはこの日午後にも検査を受けたが、組み合わせ発表までに結果が出なかった。成績順に2サムの組に挟まれる形でティオフする。「そんなに心配していない。ショットのたびにゆっくり歩いてペースを守れば、毎回(前の組に)待たされることもないんじゃないかな」と、おひとりさまプレーを見据えた。

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