無観客のPGAツアー 選手たちの反応は?
◇米国男子◇チャールズ・シュワブチャレンジ 初日(11日)◇コロニアルCC(テキサス州)◇7209yd(パー70)
91日ぶりに再開したPGAツアーだが、今大会を含む4試合は無観客での開催が決まっている。普段なら大ギャラリーを引き連れる人気選手も、しばらくは静寂の中でのプレーが続く。各選手たちの反応をまとめてみた。
トム・レーマン/5アンダー、7位タイ
「信じる、信じないは別として、いくつかのチャンピオンズツアーの試合ではこれに似た雰囲気のものがある。遅い時間のティタイムだと、周りにはほとんど人がいないんだ。ここまで少なくはないだろうけどね。きょうはコーン・フェリーツアーから上がってきたばかりの2人と一緒にプレーしたけど、自分はホーガン・ツアーの時代(1990-92)を思い出したし、彼らはコーン・フェリーツアーを思い出していた。とても慣れたものだよ」
ゲーリー・ウッドランド/5アンダー、7位タイ
「早い時点でキャディに、『アドレナリンが出ていないから飛ばないようだ』って言ったんだ。大きな違いだね。特にフィル(ミケルソン)と同組で大勢のギャラリーがいるときは、信じられないくらい球が飛ぶんだ。きょうは練習ラウンドと同じようなエネルギーだった。でも、平和で、大学生に戻ったような気分だったよ」
ロリー・マキロイ/2アンダー、39位タイ
「悪くなかったよ。もっと違いを感じると思っていたけど、そうでもなかった。周りに誰もいないのは少し変な感じだけど、同時に自分のやることや、良いスコアで上がるためにとても集中していたので、一度(ゲームに)入ってしまえば、あまり違いは感じなかったね」
カン・スン/2オーバー、110位タイ(13番で再開後初のホールインワン)
「どこに行ったか見えなかったから、キャディは『たぶんカップから30センチくらい、旗の影のあたりじゃないか』って言って、自分も近いなぁって思ったんだ。カップインしたことは知らなくて、(グリーンに)歩いていったらメディアの一人が『何番で打ったの?』って聞くから、キャディが『入ったの?』って聞き返すと『入ったよ!』って。近くにいた人たち数人が少しだけ拍手をしてくれたけど、それでも嬉しかったね」