米国男子ツアー

パー3コンテスト、歴代優勝者には青木功、中嶋常幸も

2008/04/10 11:30

マスターズウィークの水曜日といえば恒例のパー3コンテストで有名だが今年からこのパー3コンテストが全米スポーツ専門局「ESPN」がアメリカ国内向けに生放送することになって盛り上がっている。

パー3コースはメインコースの南東側に位置している。パー27、9ホールの全長は1060ヤード。一番長いホールは9番の135ヤード、一番短いホールは2番の70ヤードとなっている。1958年に完成したこのコース、パー3コンテストが開催されたのは1960年。このパー3コンテストで優勝するとその年の試合では優勝できないというジンクスは今でも続いている。

過去のパー3コンテストの優勝者の中にはアーノルド・パーマー(1967年)、トム・ワトソン(1982年)、ビジェイ・シン(1994年)がいるが日本人選手の優勝記録もある。1975年と1981年には青木功、1988年には中嶋常幸が優勝を飾っている。また2002年には伊澤利光が5番と6番ホールで2ホール連続ホールインワンを達成している。ちなみにコースレコードはAウォールとGブリューワーが持っていて7アンダーの「20」。

タイガー・ウッズは2004年以来このパー3コンテストには参加していない。パー3コンテストで優勝経験のないタイガーだが2004年大会では親友のマーク・オメーラと尊敬するアーノルド・パーマーと一緒にプレー。最終9番ホールではホールインワンを達成している。火曜日の公式インタビューでは「以前は楽しかったけど、今では気が散って集中できない」ので今年のパー3コンテストではプレーしないと語っている。