2019年 キア・クラシック

野村敏京は好調維持 メジャー制覇も視野に

2019/03/28 12:00
練習場でスイングチェックを行う野村敏京

◇米国女子◇キア・クラシック 事前情報(27日)◇アビアラGC (カリフォルニア州)◇6558yd(パー72)

今季は3戦してトップ10入りが2回。好調の野村敏京は「ショット的には悪くないし、パッティングも同じ。目標はトップ10です」と順調さをアピールした。

「PGAツアーでもみんな使っているし、良いと思う」と、先週から「テーラーメイド M5 ドライバー」を実戦投入。ロングアイアンのシャフトも軽く、硬いものへとスイッチして、クラブの不安はなくなった。

現在、平均パット数はツアー1位(パーオン時のパット数では5位)。パーオン率は70.4%(65位)と高くないが、平均スコアは「69.75」(12位)と上位にいる。安定したショートゲームが大きな武器となっているのは明らかだ。

「オフには、アプローチの球の位置を左寄りにしたり、右寄りにしたりして、同じ距離感で打ったときの球の高さや転がりの違いをみる練習をした。パッティングも方向よりはスピードが大事。自分の距離感で打ったときに、行くか、行かないかを見て、(その週のグリーンの)重さを判断するようにしている」という。

次週のメジャー初戦は「ちょっと期待している」という野村。まずは今週の前哨戦で勢いをつけたいところだ。(カリフォルニア州カールスバッド/今岡涼太)

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