五輪代表が有力 野村敏京がヤマハと用具契約

ヤマハ株式会社は17日、今季米国女子ツアー2勝の野村敏京との用具使用契約を発表した。今週開催の「キングスミル選手権」から同社製のクラブ、「YAMAHA」及び同社ゴルフブランド「RMX」のロゴ入りキャップ、キャディバッグ等を使用する。

野村は神奈川県生まれの23歳。日本人の父と韓国人の母を持ち、10年末に日本国籍を取得した。今年2月の「ISPSハンダ オーストラリア女子オープン」で初優勝、4月の「スウィンギングスカートLPGAクラシック」で2勝目を挙げて大ブレイク中。昨年末は79位だった世界ランクが22位まで上昇し、ゴルフが112年ぶりに正式競技に復帰する8月「リオデジャネイロ五輪」の日本代表入りが有力視されている。

野村は日本ツアーでプレーした2013年に、同社と1年間用具使用契約。米ツアーに腰を据えた後はクラブ契約をフリーにして戦っていた。