2015年 ISPSハンダ オーストラリア女子

宮里藍はコー、野村はブラインドゴルファーらとラウンド

2015/02/18 18:48
宮里藍は大会前日のプロアマ戦で、世界ランク1位のリディア・コーと一緒にラウンドした

米国女子ツアー「ISPSハンダ オーストラリアン女子オープン」の開幕を翌日に控えた17日(水)、会場のオーストラリア・ロイヤルメルボルンGCではプロアマ戦が行われた。

宮里藍は、世界ランキング1位の17歳リディア・コー(ニュージーランド)と同組になり、大会主催者らと一緒にラウンドした。

宮里は「リディアとのラウンドは楽しかった。それぞれ、やることがあったのであんまり客観的には見られなかったけど」と振り返った。その上で、グリーンが硬く“リンクス”と評されるコースを「昨日まで(コースは)硬くなかったけど、今日から硬くなった。私としては、手前から転がしていけるからやりやすい」と分析していた。

また、今大会が今季初戦となる野村敏京は両足義足のゴルファーや、目の不自由なブラインドゴルファーとのラウンドを体験した。ブラインドゴルファーは介添え者とともに球のところに行き、クラブを構えるところまでサポートを受ける。そこからしっかりと球をヒットし、見事なショットを披露していた。

プロアマ戦では視覚障害のあるブラインドゴルファーらもプレーした

「自分が一緒に回ることを知って、びっくりした」という野村。ホールアウト後の感想は聞けなかったが、かつてブラインドゴルファーとラウンドしたことがあるプロは、パッティング時のイメージがとても参考になったということだ。

初日、宮里はヤニ・ツェン(台湾)、ジェリーナ・ピラーと同組で午前8時、野村は午前8時20分にそれぞれイン10番からスタートする。(オーストラリア・メルボルン/今岡涼太)

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