宮里藍が日本勢最上位「3日間で一番の内容」/日本人コメント集
海外メジャー最終戦「ザ・エビアンマスターズ」の最終日、出場4人の全員が18ホールの決勝ラウンドへ進んだ日本勢は、宮里藍が通算1アンダーの15位タイで最上位フィニッシュ。上原彩子と上田桃子は通算1オーバーの27位タイで大会を終えた。
◆宮里藍 3バーディ、1ボギー「69」 通算1アンダー15位タイ
「今日はボギー1つだったし、この3日間の中で内容は一番よかったです。トータルでアンダーパーに戻せたのは良かった。パッティングも今日は良かったし、迷いなく自分のストロークができたことがアンダーパーの要因だと思う。9番(パー5)で(3打目)13ヤードのアプローチが3メートルぐらいショートして、もったいないパー。それだけに10番のバーディが大きかった(1.5メートル)。9番の前くらいで“ちょっと力んでいるな”という感覚があったので、それからは力を抜いてやった。ガツガツいかなかったのが良かったのかも。
(今シーズンもメジャー初タイトル獲得ならず)手応えは正直あった。全米女子オープンなんかは前もって下見ができて、やっぱり内容が違かったし大きかった。その他のメジャーは今ひとつだったかな。焦らず、自分の番がくるまで挑戦していきたい。(今後の予定は)日本ツアーのミヤギテレビと日本女子オープンに出て、(米ツアーの)マレーシア。日本で流れを作って、アジアシリーズで頑張っていきたいです」
◆上田桃子 2バーディ、5ボギー「74」 通算1オーバー27位タイ
「今日はピンが全部奥で、チャンスにつけるのが難しかった。風も強くなったり弱くなったりで距離感が難しかったし、パットにも影響があったと思う。入ったと思ったのが、ほとんど入りませんでした。ボギーが先行して、良い流れをつくることができませんでした。もう1日回りたかったけど、このコンディションなので3日間できて良かった。またここに帰って来られるように頑張りたいです。
(出場資格が微妙な今季米ツアー残りは)まだ、あまり考えていないので、今後のことはこれから決めたいです。(年度末の米ツアーファイナルQT出場も)そのあたりも、これから考えたいです」
◆上原彩子 3バーディ、4ボギー「72」 通算1オーバー27位タイ
「ショットの調子は今週を通して良かったけど、パットに結びつけられなかったのが課題。毎週同じ事を言っているような気がするけど、今週もパットが課題だった。次は言わないように調整したい。たくさんの練習が必要だと思います。(今後の予定)日本ツアーにずっと出る予定です。(初戦は)宮城から。日本のシードを獲りたいし、女子オープンは賞金も高いので。アメリカツアーは今週が最後かもしれません」