選手コメント集/全米女子オープン開幕前日
米国女子ツアーの今季第3戦「全米女子オープン」が27日(木)、ニューヨーク州のセボナックゴルフクラブで開幕する。日本勢は宮里藍、宮里美香ら5人のツアーメンバーのほか、国内ツアーで今季2勝、賞金ランク2位につける佐伯三貴が参戦する。全選手ともに開幕前日までに同コースで練習ラウンドを行い、最終調整を終えた。
■ 佐伯三貴
「どうなるんでしょうかね、このコース?っていうぐらいグリーンが難しい。やってみないと分からないですね。一生懸命頑張ります。手応えはないですよ!だいぶスイングは自分の思うように、いい感じにはなってきているんですが、この試合で良くなるのか、打ちのめされるのか…。つらい事もあるだろうし、逆に楽しい事もあると思うので、成長できる一週間にはなるんじゃないかなと思います。久しぶりの女子オープン。何回も日本で勝ってきて、また戻ってきて、どうなるんだろうという不安があった。でも逆にすごい楽しくなってきちゃって。笑ってやるしかないなって」
■ 上原彩子
「コースは本当に難しくて頭が痛い感じです。余りにもグリーンのアンジュレーションが多過ぎて…。本当に自分の引き出しにはまったくないので、どうしていいのかまったく分からないですし、本当に頭の中がよく分かっていないです。距離も6800ヤードありますし、長い番手を持たされる場所が多い。はっきりと打つ場所を決めて行かないと。ナイスボギーや、ナイスダブルボギーが4日間回っていたら絶対にあると思うので、いかにミスを続けないかだと思います。(前週はホールインワンを達成)気持ちは特に変わらないですけど、ゴルフの調子もいいですし、体の感じもすごく良くプレーできている。いい感じで明日を迎えられると思います」
■ 上田桃子
「自分なりの調整はしっかりできているかなと。でも本当にこのコースは“行ったところ勝負”になると思う。風にもよるし、小さいミスが大きいミスになるので、神経を集中させて、気をつけたいなと思っています。最初の圧迫感よりも、今日は落ち着いて回れた。すごいコースが広く思えたんですけど、何処に落とすかの勝負。そこには運もありますし、あまりシリアスにならずにやらないと。気楽にやりたいと思います。もう毎年やられているので。でも例年と比べて、少し好きなコース。ちょっと全英っぽいんですよね。クラブハウスの雰囲気も好きですし、あまりアメリカっぽくない感じですかね」