米国女子ツアー

全米女子オープン振り返り

2002/07/09 09:00

今回の全米女子オープン優勝によって、史上初の同じ開催コースでの全米女子アマと全米女子オープン制覇を果たしたジュリー・インクスター。彼女が、このプレイリーデューンズで全米女子アマを制したのは、22年前の1980年だった。2度目となる全米女子オープンのタイトルだが、楽な優勝ではなかった。

「アニカは、絶対にアンダーパーでラウンドしてくると思っていました。でも調子が良ければ、争っていけると感じていました。今回のラウンドでは、自分のできる事は全て出し切る事ができました。これが良い結果につながりましたね」とインクスター。

一方、最終日を2打差の首位でスタートしたのソレンスタムは、パープレーのラウンド。通常であれば、このスコアで優勝には十分だった。
「今週は、ベストを尽くしました。この大会で、アンダーパーをマークできたのですから。それだけでも誇りに思います。とにかくジュリーのプレーが素晴らしかった。私も十分過ぎるほどベストを尽くしたのですから、悔いはありません」とソレンスタムもインクスターのプレー内容を素直に褒め称えた。