米国女子ツアー

明日のプレーオフに向けて、3人のインタビュー

2003/07/07 09:00

アンジェラ・スタンフォード
「なんとか最後でバーディを取らないと負けだって判っていましたからね。選択の余地はなかったと思います。すごく厳しい一日だったけど、最後にまだチャンスがあると知って嬉しかったんです。今日は幾度もトラブルに遭遇してしまいましたが、それでも残り数ホールでまだ優勝争いにいられたことが、心の励みになりました。ここで踏ん張らずにどこで踏ん張るの?っていう感じでした。最後のチャンスを活かすべく、祈るように18番はプレーしました。最後の長いバーディパットでボールがカップに向かっている最中、ずっと曲がらないでって心の中で叫んでいました。入った瞬間、抑えていた気持ちが溢れて大声を出してしまいました。明日のプレーオフは18ホールのストロークプレーで行われるが、今日のプレーが悪かったので、その点を反省しながらプレーしたいと思います。2人だとまるでマッチプレーみたく勝負しなければならないのですが、3人いれば少しは気がまぎれます」

ヒラリー・ランキ
「コースがもの凄く難しくて、すごく疲れました。まだ日没まで4時間あるから、18ホールのプレーオフではなく、このまま試合を続けるべきという声もあるみたいだけど、私には体力的にも精神的にも無理でした。今日最初のホールでバーディを取れたときに、今日は私の日かもしれないって思いました。というのも、ドライバーもアプローチもダメだったのに、8メートル級のバーディパットが入っちゃったんですから、もう自分の実力以上のことが起きていると思ったくらいです。でもその後は苦戦しましたね。風の向きがコロコロ変わって、ドライバーで悩みました。6番から9番くらいまでずっと風を気にしていたんですけど、後半に入って風のことは考えないようにしました。最終日に最終組で回っているという緊張は、あまりありませんでした。昨日も最終組だったのが良かったのかもしれません。最後のパットは緊張しましたね。入れれば優勝、でも外して3パットになんてなったらプレーオフに入れない。全米女子オープンのウイニングパットかもしれないパットなんて、みんなが憧れて練習を積んできたものですから、緊張しました。でもアグレッシブになりすぎて、3パットになる危険性なんて持ちたくなかったから、ショートしてしまいました」

ケリー・ロビンス
「今は最高の気分ですけど、20分前までは緊張して待ってました。他のプレーヤーのスコアはどうにもできませんから。でも自分の調子はいいですし、明日のためにしっかり寝る前に少しだけ練習しようと思ってます」