宮里藍、1週間の休養明けで再スタート

フランスで開催された「エビアンマスターズ」から1週間のオープンウィークを経て、オハイオ州のハイランドメドウズGCで開催される「ジェイミーファー・トレードクラシック」を迎える宮里藍。

大会連覇を狙った「エビアン－」では優勝争いに絡むことができず21位タイに終わり、その後は生活拠点にしているロスで体のコンディショニングをメインに休養と軽い調整を行った。

7月の「全米女子オープン」以降、宮里がチェックポイントに上げているパッティングとドライバーショットのチェックを行ったという。「スイングに関しては、ドライバーでバックスイングがちょっとアウトに上がる癖があるので、それをまた見直そうという話はしました」。父親の優氏から新たな課題を与えられることはなかったという。

今週の大会は昨年行われなかったので、2年ぶりの開催となる。「前に回ったときはすごく天気も悪くて、グリーンとかフェアウェイが柔らかかったイメージがあるけど、今回はあまり雨が降ってなくてドライなところが多いので、その辺が違うところ。去年無かったので、こうやってまたトーナメントが戻ってくるのは選手としてうれしい。プレーヤー・オブ・ザ・イヤーとか大きな目標に向けて、まずはまた今週しっかり頑張りたい」と、現在賞金ランキングで2位につける宮里は、シーズン終盤に入り、年間目標に向かって気持ちを引き締めていた。