米国男子ツアー

LIVゴルフが2023年の新大会3会場を発表 欧州名門コースも

2022/12/01 10:01
ノーマン主導のLIVゴルフが新たな開催地を発表した※写真は2022年「LIVゴルフ招待バンコク」( Peter Van der Klooster/Getty Images)

サウジアラビア政府系資本をバックにグレッグ・ノーマン(オーストラリア)がCEOを務めるLIVゴルフは11月30日、2023年日程に新設される大会の3会場としてメキシコのエル・カマレオンGC 、シンガポールのセントーサGC、スペインのレアルクラブバルデラマが決まったと発表した。

エル・カマレオンGCはノーマン設計のコースで、PGAツアー「ワールドワイドテクノロジー選手権atマヤコバ」の開催地、セントーサGCでは例年、日本とアジアンツアー共催の「SMBCシンガポールオープン」が行われている。欧州ツアーの開催地にもなっているレアルクラブバルデラマは、1997年に米国選抜と欧州選抜の対抗戦「ライダーカップ」の舞台にもなった欧州の名コースとして知られる。

14大会のうち、すでに発表されているオーストラリアのグランジGCを含めて発表された日程は以下の通り。

・2月24~26日/LIVゴルフ・マヤコバ(メキシコ・エル・カマレオンGC)
・4月21~23日/LIVゴルフ・アデレード(オーストラリア・グランジGC)
・4月28~30日/LIVゴルフ・シンガポール(シンガポール・セントーサGCセラポン)
・6月30~7月2日/LIVゴルフ・バルデラマ/(スペイン・レアルクラブバルデラマ)

ノーマンは「LIVゴルフは、スポーツを世界中に拡大することに専念する真のグローバルリーグであり、最高レベルのプレーを約束する。これらの会場はゴルフ界でも特別な戦いを主催してきた。世界最高のコースでスポーツの新しい伝統を築くことに興奮している」とコメントした。

2023年の日程は2月から9月までで、メジャーなど主要大会と競合することはないとしている。LIVゴルフに参戦する最終メンバーは年明けに発表する予定だという。