選手コメント集/スターツシニアゴルフトーナメント最終日
■ 尾崎直道 通算8アンダー 優勝
「出だしのパットはしびれたなぁ…。18mのロングパットだったけど、距離感がまったく出なくて3mショート、しびれたね。2番も奥のエッジから5mオーバー。本当に参りました。これは混戦になるなと思ったね。それでも、その後バーディを2つ(5番、6番)取って、10番も獲った時に『これは行けるかな』と思ったけど、11番でダボした時には、正直青ざめましたね。1、2番の時よりもダメな感じ。『あれ、負けもあるかも?』と頭をよぎったね。僕はクールにゴルフが出来ないタイプだから、いろいろ考えちゃうんだけど、15番のOKバーディでやっと勝てるんじゃないかなと思った。3打差で3ホール、これだったら大丈夫だろうって。18番のバンカーショットもわざとちょっとダフらせたんだよ。残りのパットも2パットでいこうと思って打ちました。本当に泥臭い優勝だと思いますよ。最後の最後まで難産だった。
勝つっていうのは大変です。でも、この優勝がもうひとつ次のステップに向けてのいいクスリになると思う。ゴルフが出来るカラダが続く限りは、トーナメントに出続けて頑張っていきたいし、エージシュートもやってみたいよね。とにかく1試合、1試合優勝争い、それに向けてやっていきたい」
■ 奥田靖己 通算7アンダー、単独2位
「(18番ホール バンカーからチップインバーディは?)いや~、諦めたら入ったよ。言い訳みたいで嫌なんだけど、体調が悪かった。夕べ38℃の熱があって、今朝には下がったんだけど、プレー中にまた熱が出たみたいでフラフラだった。キャディさんが濡れたおしぼりをくれて首を冷やしたりして、やっと完走できた。最高のキャディさんでしたね。でも、直道さんはいいプレーだったよ。17番のパットが大きかったね。僕も入れていれば分からなかったけど。(次戦は?)明日からはちょっと休んで、全英シニアオープンのマンデーに出場予定です」
■ グレゴリー・マイヤー 通算6アンダー、単独3位
「最後緊張しました。もう少しいいスタートが切れたらと思いますし、我慢が出来ればと思います。自信を持って、自分を信じてもっとがんばりたい。最後の奥田さんのチップインバーディはすごかったな~」