「高麗芝にはマレット型」 永峰咲希が握るスパイダー
2018/11/24 07:30
◇国内女子メジャー第4戦◇LPGAツアー選手権リコーカップ 2日目(23日)◇宮崎CC(宮崎県)◇6471yd(パー72)
宮崎CCのグリーンは、芝目の強い南国特有の高麗芝が特徴だ。地元出身の永峰咲希は「直進性の高いパターを使った方が良い」として、ピン型のエースからマレット型のテーラーメイド スパイダー ツアー レッドに変更して臨んでいる。
初優勝した4月「フジサンケイレディスクラシック」のグリーンも高麗芝で、同じパターを使用した。菊地絵理香らとのプレーオフを制し、「縁起が良いのもあるけど、芝目の強いグリーンにはやっぱりこれなんだと再確認できた大会」と振り返る。
このパターは2017年の「マスターズ」を制したセルヒオ・ガルシア(スペイン)も使う。「私はそれより1年前に持っていたけど、PGAツアーで流行になり、これを使おうとより思えた。優勝したことでさらに信頼するようになった」という。
通算3アンダーの8位につけたこの日、パット数を27にとどめ「ショットが悪かったけど、良いパットでなんとかパーでしのげた」と及第点を与えた。(宮崎県宮崎市/林洋平)