黄アルム 中学時代から愛用2ボール型パターを手放して
2018/07/26 20:44
◇国内女子◇大東建託・いい部屋ネットレディス 初日(26日)◇鳴沢GC(山梨県)◇6685yd(パー72)
2009年の「ヤマハレディースオープン葛城」以来、2度目の優勝を目指す30歳の黄アルム(韓国)は7バーディ、ノーボギーの「65」で回り、7アンダー単独首位で初日を終えた。「全体的にパット、ショットがよかった」と満面の笑みをみせた。
今季は19試合に出場し、予選落ちは5度。賞金ランキングも44位(約1189万円)につけるが「今年はずっとパッティングに悩んでいた。パターが本当にやばくて2mぐらいが全部入らなかった」。起爆剤として中学時代から愛用した2ボール型ではなく、センターシャフトでピン型の「オデッセイ オー・ワークス パター #1W」を6月から投入した。
前半14番(パー5)で5mのスライスラインを沈めてバーディを奪うなど、この日のパット数は28と結果にもつながった。それでも「自分のことで精一杯。あしたもアンダーパーで回れたら最高です」と謙虚に9年ぶりの頂点を目指す。(山梨県鳴沢村/玉木充)