前週惜敗の鈴木愛が左ひじ痛で棄権 次週欠場へ
2015/03/21 16:34
国内女子ツアー「Tポイントレディス」2日目のスタート前、前週に優勝争いを繰り広げた20歳の鈴木愛が、ひじ痛のため棄権した。回復を優先し、次週の「アクサレディス」は欠場する。
初日は、7オーバーの87位と出遅れていた。棄権の理由について「高知で(開かれたPRGRレディス)は痛み止めをのみながらプレーしたが、(今週も)痛みが続いた」と説明。開幕前の今年2月に合宿を張った米・アリゾナ州のコースの地面が硬く、左ひじに「違和感を覚える」痛みが出たという。
前週は同スコアで並んだ李知姫(韓国)にプレーオフで破れ、惜敗の2位。昨年9月に初優勝をメジャー制覇で果たし、「年間3勝」を今季の目標に掲げる中、上位争いが期待された今週だったが、初日は1バーディ6ボギー1ダブルボギーの「79」と振るわなかった。
週明けの火曜日に医師の診察を受け、アクサレディスは大事を取って欠場する。その後の参戦は診断次第だが「シーズンは始まったばかりだし、先が長いので体調回復を優先したい」と話し、会場を後にした。(佐賀県武雄市/糸井順子)