イ・ボミが途中棄権 37年ぶりの大会連覇ならず
2014/09/13 17:31
国内女子メジャー「日本女子プロゴルフ選手権大会コニカミノルタ杯」の3日目。37年ぶりの大会連覇がかかっていたイ・ボミ(韓国)が、10ホール終了後に途中棄権した。
6位タイからスタートしたイは前半アウトで2つ落とし、通算1オーバーで迎えた11番グリーン上で、パットを打つ前に棄権を表明した。関係者によると、韓国で闘病中の父の容態が急変した。イのマネージャーが、代理として「一身上の都合」による棄権を日本女子プロゴルフ協会に申し入れたという。
イは前週、1週間の休みを利用して韓国に一時帰国し、病床の父を見舞った。今週水曜日の会見では父との会話に触れ、目に涙を浮かべていた。(兵庫県三木市/塚田達也)