藤本麻子は3位タイに後退も・・・「明日は強気で攻めていく!」
2013/03/16 17:49
「ヨコハマタイヤゴルフトーナメントPRGRレディスカップ」の2日目、単独首位でスタートした藤本麻子は、序盤からティショットがフェアウェイを捕らえることができず、通算6アンダーの3位タイに後退した。「スコアを伸ばせなかった要因は、フェアウェイから打てなかったこと。ラフからのショットでは安全なほうに逃げてしまいがちだし、ランの距離も読めなかった」と昨日の笑顔から一転、肩を落とした。
「ショットは思った通りに打てているし、感覚も悪くない」だけに、方向性の微妙なズレとぎりぎりラフのラインにのってしまったアンラッキーを悔いた。この日、最終組からスタートした藤本は、ウェイ・ユンジェ(台湾)、黄アルム(韓国)と同組でラウンドし、「ユンジェさんはきちんとフェアウェイにボールを置いていたから、100ヤードの距離ではピンをデッドに狙い、ピタリと止めていた」と評価。 “フェアウェイキープ”が、ここ土佐CCのコース攻略において重要なポイントであることを、身を以て痛感させられた。
その不運に加え、「今日はパットも打ちきれないところが多かった。攻めるところ、守るところをしっかり考えてプレーしたい」と反省は尽きず、残された時間での修正に望みを繋ぐ。「昨日までは自分が2打差のリードで首位に立っていたのに、明日は同じ2打を追う立場。残りは18ホールしかありませんが、チャンスにつけたら強気で攻めて行こうと思います」。逆転に向けて、最終日での追撃を誓った。(高知県香南市/糸井順子)