首位スタートの服部、まさかの予選落ちに号泣
2011/10/29 18:54
森永高滝CCで開催されている「樋口久子 森永製菓ウイダーレディス」2日目。4アンダーの首位タイからスタートした服部真夕は、「ショットがほとんどバーディチャンスにつかず、パーを取るのがいっぱいいっぱいだった」と、初日とは別人のようにショットが乱れた。
序盤の3番では、ティショットを左に大きく曲げてOB。痛恨のダブルボギーを叩いて首位から陥落すると、その後は傾いた流れを立て直せずボギーを重ねる。最後まで修正は叶わず、ノーバーディ、7ボギー、1ダブルボギーの「81」を叩き、通算5オーバーの63位タイでホールアウト。首位タイから急転直下、まさかの予選落ちを喫した。
初日首位からの予選落ちは、09年「ヨネックスレディス」の辛ヒョンジュ以来、3年ぶり7人目。ホールアウト後は号泣し、18番グリーン脇に設営されたアテストテントから約10分以上、出ることができなかった。「残り4試合なので、精いっぱいやっていきたいです」と言葉を振り絞るのがやっと。08年の歴代チャンピオンが、思わぬ形で姿を消した。(千葉県市原市/塚田達也)