2026年 ヤマハレディース葛城

最後のホステス大会で一番の「恩返し」を ヤマハ契約・有村智恵と高木優奈の思い

2026/04/01 18:12
ヤマハ契約プロとして最後のホステス大会に臨む有村智恵

◇国内女子◇ヤマハレディースオープン葛城 事前(1日)◇葛城ゴルフ倶楽部 山名コース(静岡)◇6510yd(パー72)

2月にゴルフ用品事業からの撤退を発表したヤマハの主催大会に、ことしは用具契約を結ぶホステスプロとして有村智恵と高木優奈が出場する。ともに今季で契約満了を迎えるため、ことしが契約プロとして臨む最後のシーズンとなる。

2017年2月に契約を結んだ有村にとって7回目のホステス参戦。サポートを受けて以降の最高位は19年の10位で、3年ぶりに出場した昨年大会を含めて2度の予選落ちを喫している。「ヤマハ(契約プロ)としては最後になるし、何よりスタッフさんたちが異動になると、この大会で顔を合わせるのが最後になるかもしれない。いい恩返しができたら」と思いを明かした。

シーズン初戦となった2週前の「Vポイント×SMBCレディス」は予選落ちだった。ショットの手応えは悪くないが、時折わずかな逆球が出る「細かい球筋の部分」で狭いコースに対応しきれなかった。今週は「思った通りの球に近づいているので、ちょっと楽しみ」と調子の上向きを実感している。「日曜日に気持ち良く18番グリーンに上がりたいのが一番の目標。まずはしっかりと予選を通過したい」。練習ラウンド後は課題とするパットの改善に向け、雨に打たれながらパッティンググリーンで調整を重ねた。

契約5年目の高木優奈も活躍を誓う

一方の高木は、契約後の2022年から4回目のホステス参戦となる。過去5回の出場で4回決勝ラウンドに進み、21年にはプロとして自己ベストの4位に入った。初出場した2019年は通算20オーバーをたたく114位で予選落ちしたが、総じて「そんなに悪い印象はない」と難関・葛城に苦手意識はない。

ヤマハの撤退については寂しさを感じながらも「今年も変わらずサポートしていただいているし、いまだに実感が湧いていない」という。「“こうしたい”と言えば調整してくれるのが、私がヤマハさんに対してすごく安心できて信頼できるポイント」と話し、いまも変わらない手厚いサポートに感謝する。

「もちろんいつも優勝を目指しているけれど、ことしが(契約)ラストの出場だと思うと、より気持ちが強くなる。しっかり上位で優勝争いできるように。それが唯一、ヤマハさんへの感謝を伝える方法だと思っています」。強い思いを胸に初日のティイングエリアに立つ。(静岡県袋井市/塚田達也)

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