国内女子ツアー

来季の国内女子ツアーは韓国勢が強襲する??

2009/12/04 21:49

国内女子ツアーの2010年度、来シーズンのレギュラーツアー出場資格をかけたファイナルクオリファイが、静岡県の葛城ゴルフ倶楽部・山名コースで開催された。4日間のストロークプレーの結果、通算6アンダーをマークした韓国の金英(キム・ヨン)がトップ通過を果たした。今年は多くの韓国選手が参加したが、上位を独占する形となっている。

2位は安宣柱(アン・ソンジュ)、3位が李宣和(イ・ソンファ)、4位通過が朴仁妃(パク・インビ)と上位4人が韓国人選手となった。トップ通過の金は、2003年にプロ転向すると米国女子ツアーに参戦。07年には「コーニングクラシック」でツアー初優勝を果たした。現在も米国女子ツアーを主戦場としているが、移動など環境の問題を考えると日本の方が楽だという話を聞き、日本ツアーへの進出を考え出したと話す。

現在でも日本ツアーには全美貞李知姫を筆頭に多くの韓国人選手が活躍しているが、来シーズンは、さらに強力な勢力が押し寄せてくる。今シーズンの賞金ランキングでは、女王となった横峯さくらを皮切りに、諸見里しのぶ有村智恵と上位3位までを日本勢が保つことが出来たが、来シーズンは韓国パワーが日本ツアーを席巻するかもしれない。